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  ウサミハウジングのシロアリ対策事例
 
 洗面所のシロアリ対策事例
 
築11年目のお宅 … 浴室に小さな穴を発見
日立市内にお住まいのOさま。1年前に浴室のドア枠に小さな穴を発見したそうです。
「何だろうと」思って指で押してみたら、なんとズボッと抜けてしまい、中は空洞。そして、そこにはシロアリがいっぱい。「まさか我が家に」、、、と驚いたそうです。


Oさま宅の浴室は24時間風呂を新築時に組み込んであるものです。
また、ユニットバスではなく、タイル仕上げの浴室でした。タイルの浴室は長年の間に防水が効かなくなり、水が床下まで浸入する場合があります。
すると、シロアリにとって生息しやすい環境になってしまうのです。
お客様の2つの要望…完全に、安全に

1.シロアリを完全に対処して欲しい。
2.薬剤は健康に害がありそうなので使いたくない。

この2つの要望を取り入れて、工事をしました。
根本的に対策をするには浴室もユニットバスにしたいところですが、今回は予算の関係で浴室は防水工事のみになりました。

 
シロアリが床下まで
<施工前>
ドアの枠がシロアリに食われてしまっています。よく見ると、巾木(床と壁の取り合い)もやられてしまっています。
さらに床も一部、ボコボコと柔らかいところがあり、床板までやられているようでした。

床は、クッションフロアー(長尺塩ビシート)でした。一見防水性があって良いように思えます。
しかし、一度水分が入ると逆に湿気を溜めてしまいやすい床でもあります。
また、浴室のドアは折り戸でしたが、壊れてしまっていて、開けるとはずれてしまいます。

<施工後>
洗面所の壁を剥がしてみると、構造材(柱)や壁の下地材(間柱)などは被害にあっていません。
しかし、巾木は洗面所全体がシロアリに食われていました。

床を剥がしてみると、床を支えている根太、大引きなどは被害にあっていません。
しかし、床下地となっている合板は被害にあっていました。
さらに、床の断熱材となっている発泡ポリエチレンもシロアリに食われています。蟻の巣状に食われていました。

浴室タイルの防水、浴室ドアを開き戸に
浴室のタイルを一部剥がしてみると、ピシャピシャと水が土台までしみ込んでいました。
土台は耐久性のある米ヒバを使っていましたが、浴室ドアがある部分は土台までが被害にあっていました。
被害にあっている箇所はすべて交換しましたが、土台については基礎と緊結していない部分であったため、今後のシロアリ対策を考慮して、米ヒバ土台に交換するのではなく、土台と同じサイズ(120mm角)のコンクリートに交換しました。

浴室のドア以外の廻り3方向については、新築時の設計図面からコンクリートの立ち上がりが出来ていることがわかりました。このため、浴室の壁を壊さなくても土台の被害は無いことが予測できます。

新築の設計図面はこのようなときにとても役に立つため、必ず保存しておくべきです。

<施工前>
浴室タイルの防水を行い、浴室ドアは開き戸に交換。
壁は、ポリ合板目透かし貼りで仕上げていました。

この壁はOさまも気に入っていることや、同じ仕上げの出入り口ドアや造り付け収納もあることなどから、施工前と同じく仕上げました。壁を張り替えたのは見た目には以前と変わりなく、わかりません。
<施工後>
床は、湿気のこもらない桧無垢板に
<施工前>
<施工後>
床は、桧無垢の板に張り替えました。

以前のクッションフロアより湿気のこもらない材料です。また、桧は耐久性があることで知られています。

素足になる洗面所では、以前のようなビニールの感触よりも柔らかい肌触りになり、気持ちいいでしょう。
床下換気扇で湿気を除去
新たに床下点検口(60cm角)を設置しました。
以前は、洗面所の床下まで来るには台所の床下から這って来なくてはならないため、一苦労でした。

水廻りがある部屋の床下にはメンテナンスの上でも、ぜひ床下点検口は欲しいものです。普段は収納として使うことも出来ます。

薬剤を使わないシロアリ対策として、天然素材(備長炭など)を床下に敷き詰めるなどいろいろな方法がありますが、まず床下の通気を良くして湿気をこもらないようにすることが大切です。

そこで、床下換気扇を設置しました。タイマーによって一日数時間換気扇が運転されるようになっています。

床下換気扇は従来の床下換気口に取り付けられる換気扇を選定しました。
今回のようなリフォームでも簡単に取り付けることが出来ます。(松下電器製)

ただし、換気扇が運転していないときは逆に床下換気口をふさいでいる状態になってしまいます。
このため、壁の長さ5m以下の床下換気口を確保(建築基準法)しつつ、最適な設置場所を確保しなくてはなりません。

お客様の喜びの声

「大掛かりにならずに、シロアリ対策が出来て本当に良かったです。洗面所の床はとても気持ちの良い感触になりました。」とOさまご家族に、とても喜んでいただけました
 
リフォームは建築士の適正な判断で
リフォームは、お客様のご要望から調査を行い、建築士が適正な判断をして、これを反映させなくてはならないと思います 。
要望が無いのに過剰な工事を行い、コストを上げてしまうのは不親切であると思います。
 
 
 
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